日別アーカイブ: 2018年12月27日

地球の音

(いま何処を飛んでいるのか私は知らない。)41年前に太陽系外を探査するために飛ばされた無人惑星探査機ボイジャーには、地球と地球人の存在を知らせるためのレコードが搭載されているとの報告も、この『UFO異星人大百科』に書かれている。この記述によると、アルミ製ジャケットに納められた銅製レコードには、地球の環境と文明をつたえるメッセージとして多様な音声が収録されており、60カ国語での挨拶から始まり、これが終わると〈人の足音・笑い声・動物の叫び声・雨音・波音・火山の爆発音・雪崩の音〉が流れ、続いては各国の音楽…クラシックからジャズ、そして日本の尺八楽曲などが90分も録音されているのだという。
もし仮に、異星人がレコードを発見し再生できたとしよう。おそらく彼等はこの支離滅裂な音源を聴いて危険と恐怖を感じるに違いない、そしてこう感想を述べるであろう「狂っている!」と…。左様、過日終了した『予感の帝国展』特設会場にて流された私選曲CDと同様にである。


「応答せよ!」と呼び掛ける狂気のレコード
IMG_0103
レコードには115枚の写真や図も添えられたという。森/砂漠/高層ビル/乗り物/バリ島の踊子/太陽系の図/原子記号/人体の解剖図など、
異星人に好印象を与えるか甚だ疑問だ。

(4枚のみ)
IMG_0104
ナディッフ貸出CD12枚のうちクラシック音楽のみ [カザマ] シールが貼られていた。推測するに、おそらく店内に類似するCDが存在し、混同防止のため店員さんが貼ってくれたのだろう。(その他へんなアメリカ音楽とヤサグレ演歌は心配ご
無用)