月別アーカイブ: 2023年5月

デカツワに変異

一昨年の8月に100均(キャンドゥ)で購入し、その際に店員おじさんから「大切にしてくださいね」と言われたことを忘れず大切に管理してきた3株のチランジアは、冬の寒さに負けて1株のみ残存となってしまった(丸いのとクネクネしたやつが枯死)。

そして昨年の5月、宅配ボックスに挟まれて植込みから植木鉢に引越したツワブキ〈ミニツワ君〉はというと、冬までは小型を維持してたが春になって突如巨大化!もはやミニツワではなくデカツワに!この恐ろしく急激な植物の変化を見て、ナガノ先生の漫画『ちいかわ』に出てくる巨大化変異体の悲劇を想起し、かわいい状態を継続する難しさを痛感するのであった。

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昨年5月、移植したばかりのミニツワ君

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1年でこんなにデカくなっちゃった!
エアプランツは青ネギみたいな株のみ辛うじて生存

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デカツワとミニミニツワを分離し、ボロ市で買った鉢に植え替えた。
カイワレ級に小さいミニミニツワ君の成長に期待!

対峙する石獣

多摩川で遭遇した(平場なのに山地の慣習を守る)中年カップルは、今日も二人だけのアウトドア世界に生きているのだろうか?大量のボラ幼魚はスクスク元気に育ってるか?そして二匹の石獣は今日もへんな顔で睨みあってるだろうか?

六郷水門から徒歩13分のところにある〈六郷神社〉は11世紀に創建されたと伝わる古い神社で、ここには富士塚代わりの富士山型ペッタンコ石碑やおもしろカワイイ狛犬などがある。
大田区最古の狛犬は、徳川綱吉の時代(1685年)に子供達の健康を願う地元有志により寄進されたそうで、丸っこい体型と変顔は江戸時代のちびっ子たちにも大人気だっただろう。(生類憐みの造形)

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境内の古い寄進物コーナーのような木立の中にあります。

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「ウ〜ウ〜〜」
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「ガルルルル〜〜」

(神社参道の獣)
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「おまえ何かくれる人間か?」
「くれないなら用はない」

ダム底の自在

先週木曜日4月27日付の朝日新聞朝刊〈論壇時評〉に私の挿絵が初掲載されました。
大手新聞社の仕事に大喜びの老父は、午前中にコンビニに行き数紙購入。そして私よりも早く紙面を確認した母から「見たよ!絵の内容はわからないけど」と報告があった。幅広い読者層を考慮して意味不明な絵にならないように気をつけたのになぁ。
次回はもっとわかりやすく(ならない予定)!

『ダム底の自在』
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ダム湖に水没した山村を探査しに来た潜水夫
湖底の古民家で彼が見たものは…家々の囲炉裏から解放され自由(=水)を得た〈自在鉤〉の木彫り鯉たちの姿だった!というお話を絵にしてみたが、私の自己完結な空想を一枚にまとめたのは無理があったかな?(このお話はつづく) 待て次号!