日別アーカイブ: 2014年1月27日

足尾から来た女

先週から2回完結で放送した、NHK土曜ドラマ『足尾から来た女』を見終わった。NHKの告知版によると「史実に基づいたストーリー」と紹介されてるけど、どうだろう….。
ドラマ全体はちょっとした明治時代の活動家ロマン風。それにしても人物描かれなさ過ぎ!第一話の冒頭では福田英子邸に集った、幸徳秋水、大杉栄、堺利彦夫妻、石川三四郎…等が名前のテロップ入りで登場したのにそれっきり。石川三四郎だけが英子の恋人として登場するけど、ちょっぴりエキセントリックな色情男という描かれ方です。満州事変以降も変節しなかった希有なアナキストなのにね〜。たぶん、社会運動家=自由恋愛というゴシップ的な要素の演出なのでしょう…。
谷中村の強制廃村は、田中正造の天皇直訴についで足尾銅山鉱毒事件の重大な出来事なので、もっと苛烈な表現があってもよかった筈ですが、ドラマは「無学な田舎娘が社会運動に触れて成長する。」物語なので、足尾銅山はただの背景にすぎません。深く掘り下げずに雰囲気だけを伝えるのが最近のNHK流。この前の「永遠の0」絡み、おセンチ零戦ドキュメンタリー(?)はどうせNHK経営委員になった百田尚樹の差し金だろう。政府が右と言ったことを左とは言えない籾井会長のNHK、安倍翼賛の公共放送を信頼して視聴するなんてムリ〜。金返せ!!!!
(ドラマ自体はイマイチだったけど、サチ役の尾野真千子さんは良かったです!)

銅山観光
10年前に栃木県の足尾銅山廃墟を見に行きましたー!この坑夫人形の施設と土産物屋は時が止まったような空気でした。わたらせ渓谷鉄道、銅山廃墟と最高のロケーションです。
いつものギリギリタイムスケジュールで、渓谷鉄道の「レストラン清流」で舞茸ごはん定食を食べられず無念…。10年経った今でも心残りなのです!
足尾
その時に制作したトートバッグの生地。足尾の廃墟がプリントされてます。
完成品には田中正造翁や銅山写真の缶バッチを付けて販売しました。正造
顔面から気骨発散!T・S・O リスペクト!!!