昨年末までの約2ヶ月間「保険証」を持っていない期間があって、身分証明するのにパスポートを代わりに提示したりと何かと不便だったのですが、しかしそれ以上に「もし今病院に行くことになったら、どんだけ請求されるか分からない」という強迫から「風邪ひとつひけない」という緊張感があり、手洗いうがいマスクといつも以上に衛生管理をし、お陰で健康的に年を越すことが出来ましたー。保険証なんか無い方がかえって健康管理の意識が高まるんじゃない?って思いました。
それに「国民健康保険」という名称。国民、健康、保険。どれもこれも虫が好かない言葉ばかり並んで気に食わないし、こうやって不所持だと医療費いくらかかるか分からない恐怖やら、身分証明できない宙ぶらりん感の強迫で、保険料払ってようやく安心して健康的な国民の義務が果たされるような…。貰えるかどうか心配な国民年金と、加入しないと不安な健康保険。この先「将来」があるという大前提で払わされる訳だが、そんなに計算通りの未来がくるのか?そんな疑心と「どうにでもな〜れ!」という投げ遣り気分で払う気がどんどん失せてきます。国民の義務って重たいですね。(何をいまさら)
不確実性という不安を強迫材料に金を搾り取られるのはもうゴメンだ!この制度から離反したい。てなことで「非国民不健康無保険」に加入することにしました〜〜脳内で。非!不!無!ちょっとニヒト追加しただけでだいぶ義務というハーネスが弛んで脱出できそうな予感。イイかんじです。

テレフォンボックス状ケースの中で人待ち顔のジェレミー・ベンサム先生(ミイラ)
自身が「肖像」となって大学構内で学生を見守り、偉大な功利主義を教授し続けるミイラ先生。
現在の頭部は作り物。リアル干し首も飾ってあったが、学生が盗んで蹴ったり転がしたりして損傷。なので今は別のところで保管…。先生の偉大な教えが生徒に伝わっているのか甚だ疑問です。
。。。明るいミライ設計のことならミイラ先生におまかせだ!!

「水晶宮からの脱出」…この本やっと読み終わった。当方シュティルナーファンなので著者と意気投合する感じで面白く読めました。おとなしい顔とは裏腹にラディカルな本。
シュティルナー vs マルクス、エンゲルス。ニーチェ vsハバーマス…時空を超えた喧嘩に加勢し、非合理主義の立場から援護射撃をするジョン・キャロル先生!しかし共通の敵であり本丸は合理主義の権化ベンサム。
…非合理人間のモデルを「罪と罰」のラスコーリニコフ「悪霊」のスタヴローギン、地下生活者と、ドストエフスキー小説の主人公に見出し、キリスト教的回心を快く思わないキャロル先生ですが、そんな非合理野郎が社会に蔓延したら、合理的で善良な市民が納めた血税は、刑務所と精神病院を増設する費用に注がれることになるだろう!愉快です。
