久しぶりに世田谷ボロ市に行ってきました。何年前かに行った時に、観光バスで乗り付けて来た団体客たちの傍若無人な見物っぷりに辟易して、それ以来足が遠のいてたのですが、最近また骨董を買いたい気分がメラメラと再燃してきたので「これはシャビー&プチブルな京王閣骨董市のリベンジだ!」とばかりに陽子さんを誘って買い物ツアー決行してまいりました。
15日は冷たい雨でほぼ中止状態だったろうから、晴れた今日はそのぶん混むかな?と踏んでたら案外そうでもなく、ボロ市観光ブームも去ったのか団体客の姿の見えませんでした。まあ混雑してることは相変わらずでしたが。私の目当ては、昔の絨毯、部屋に置く植木鉢、印判の皿、あと重くて古い金属っぽいモノ。しかし興味深い品々に出会えど(大正時代のインターホンとか)懐具合に見合った良品は見つからず…。一方、ボロ市ビギナーの陽子さんは入り口付近からいきなり小振りな鏡台(和製ミッドセンチュリー)を即買い、5キロほどあるミツマタの植木も速攻買いと絶好調!買う時の気迫と早さが違う。やはり写真家にはコレだという時の瞬発力が、シャッターを切るスピードのように備わっていると見た。私はといえば結局、ムーブメントを失った枠とバンドだけの「腕時計」を500円でかっただけ。ショボ〜イ。なんか日頃ヤフオクで検索しまくって、古物のヤフオク相場が頭に叩き込まれているせいで、骨董市の商品の値段が高めに感じてしまいます。
それにしても本当にヤフオクは宝埋没率が高いのでやめられない。先日も最高のフィンガーボウルを落手し、その物質感がもう最高にLOVE!!どうやら陽子さんもミツマタLOVEなかんじらしい。大好きな物はたとえ豪奢なものでなくてもツマラナイ気分を慰めてくれる。欲しがりんぼう万歳!なのです。

ボロ市のもう一つの楽しみは植木市です。
以前は盆栽と庭木の苗や、ウン万円という春蘭、寒蘭など渋〜いラインナップが主流でした。久しぶりに来てみたらインテリア志向の多肉植物のお店が増えてました。ご時世ですね。

こちらは謎の高額植物コーナー。でっかいショウガみたいなのや、イボイボの集合体にカサカサな鳥の巣を乗せた様なやつ。どれも5千円〜2万円ぐらいします!
右から2番目の鳥の巣植物は「万物想」というミステリアスな名前。
どうやら「チレコドン」という恐竜みたいな名前の植物の一種だそうです。咲いた花ガラや花の枝が落ちずに残り続けて堆積するので、このような姿になるとのこと。ヘンテコな植物っていっぱいあるんだな〜。多肉植物もこうマニアックになると盆栽の域ですね。今日の新発見。

風間家の玄関に仮置された陽子さんの戦利品。
ミツマタの三つにしか分かれない枝振りが格好いい。灰色の蕾がビロードのコートのボタンみたいで可愛いので咲かない方が良い。というのが共通の意見。

ボロ市ではなくヤフオクの戦利品。
オールド香蘭社のフィンガーボウルは1920年代ぐらいに製造された工芸品。
アールデコというよりもロシア構成主義のようなデザインがたまりません!
