月別アーカイブ: 2016年9月

訂正(うどん情報)

昨日、あたかも死んだ祖父が「きしめん」を「ひもかわ」と誤認していたかのような事を書いてしまいましたが、今日この本(そば・ラ—メンの店)の中にこのような記述を発見したので、訂正及び報告を致します。以下本文より抜粋。
「きしめんというのは元来関西の呼び方で、関東では〝ひもかわ″といった。近ごろは関西風のきしめんが優勢になってしまって、ひもかわと書いてある店のほうが少なくなってしまった。」
な〜るほど納得!平たいウドン全般をひもかわと呼んでいたのか(しもかわと言うのは東京訛り)そして群馬のひもかわも以前はそんな幅広でなかったが、近年幅広がウケてドンドン幅広に進化したようです。な〜んだ(ちょっとツマんないかも)!

img_4859
情報源「ミニミニカラ—文庫6そば・ラ—メンの店」
ことごとく料理の写真が不味そうで、やけに厨房風景がリアルな名著
(オジさんのエスフ°リ溢れる文体はとても参考になる。)

img_4860
キラキラ輝くイクラの明眸
豊かに蓄えられたおぼろ昆布の髭

img_4858
〈追記〉親子機ミステル
上が親機 Fw190、下が子機 Ju88G‐1。このように他社の飛行機同士でも合体可能!なのでバリエ—ション豊富。上の小さい戦闘機が無人爆撃機を牽引して、標的に向けて子機を切り離す仕組み。図に描いたユンカ—スのクチバシみたいな所は弾頭が取り付けられてる。

謎めいて秋

ナチスドイツの親子型爆撃機ミステルは、ヘンテコで謎めいているがミステルとはミステリアスという意味ではなく、ドイツ語で「宿り木」の意味だということを最近知った。
死んだ祖父が「しもかわ」と呼んでいたウドンは実は「きしめん」で、群馬のフンドシのような謎ウドン「ひもかわ」とは全く別ものだったことも最近知った。
そして他にもミステリアスなウドンが北関東に点在するということも最近知った。
埼玉の「おっきりこみ」や栃木の「耳うどん」など名称だけでも興味をそそられる郷土料理!人間の耳のかたちを模したウドンとは?是非一度は食べてみたいものだ。
先日、栃木県小山市に出かけたが、どうやら耳うどんを食べさせてくれるお店は佐野市に2軒しかないらしい。佐野でしか食べられない幻の耳うどん!その幻の姿形と味を空想してる間に、どこまで時雨ゆく秋ぞ…。ミステル、震電、秋水、烈風、耳うどん。それらミステリアスな影をただ慕うばかりである。

%e7%99%bd%e3%83%9b%e3%82%b9%e3%83%88
「小山市に耳うどんは無い」が、白ホ°ストは存在する!
この刀狩りならぬエロ本狩りシステムが機能するか否かは、市民のホワイトな道徳とおせっかいに委ねられている!私も(大切な本が)没収されないように気をつけよう。

2016-09-17
『忠告のレイヤ—』
警鐘は幾度となく鳴らされ…
主語は幾星霜に奪われてしまったのだ!

 

新メニュ—

例年より早い秋の訪れに「冷素麺ともそろそろお別れの季節か…」という乾麺党諸氏の嘆息が聞こえてくるようです。キムチ素麺/トムヤム素麺/冷やしタヌキ蕎麦/冷やしキツネうどん(冷凍)が夏の定番昼食メニュ—である私もご多分に漏れずその一人であります。
そんな折、山形出身のお友達から乾麺メニュ—の 有力情報が舞い込んできました!その名も「ひっは°りうどん」…何をひっは°るのか?想像がつきませんが、私はネット上から調理方法をひっは°り作ってみた。これは超簡単お手軽メニュ—!うどんの乾麺を茹でて、水洗いせずにそのまま湯ごと丼に盛って、納豆とツナ缶(本来はサバ水煮缶)と薬味を入れた出汁に絡めながら食べるだけ。…これは私の定番献立「納豆スハ°ゲティ—」に匹敵する貧乏臭を感じるな〜低コストでもとりあえず炭水化物とタンハ°ク質は摂取できる安心感!
乾麺のうどんは、麺が細くてふにゃっとしてる割に茹時間8分以上を要し(せっかちな性分に合わず)うどんに限っては冷凍讃岐うどん派ですが、たまにはマイルドな庶民の味もいいかもな?(しかし、たった2分で茹る素麺の利点には敵うまいが…!)

%e3%81%b2%e3%81%af%e3%82%8a
思いの外ウマい!
薬味はネギ/カイワレ/柚コショウにしてみたが、大根おろしも合いそうだ。
(何故ひっは°りか?山形の郷土色の薄いこの料理から想像してみよう)

戦利品(前回のつづき)

%e3%83%9f%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%ab
天空を威嚇するミサイル広場

t34
T‐34/85中戦車
ソ連から送り込まれた計240輌の戦車旅団は米軍をも震撼させたという
館内にも一輛展示してあった。きっと沢山放置されてて珍しくはないのだろう

m4
T34に対するは米軍の量産型中戦車M4シャ—マン(この有名戦車は何度見ても好きになれない)

b52
B‐52戦略爆撃機
全長56m!超巨大!8発エンジンで25トンの爆弾を搭載可能だという。
この巨大爆撃機150機で北ベトナム全土を絨毯爆撃したのだから恐ろしい…鬼畜!
B‐29といい無差別空爆の一体どこが戦略的なのか?
(ここには韓国軍の特種車両/ソ連のmig17/米軍のF4/ファントム等々多数展示)

2016-09-18-16-52-2
これは私が筆ヘ°ンで描いた幻の超弩級重爆撃機「富嶽」
全長42m6発エンジン(完成予定だった)の巨大重爆ですが、B52から比べると小さいな(超弩級ではない)

%e9%87%9c%e5%b1%b1
ハングルで読めないが…。
釜山港での別離の情景を歌ったのであろう、とても暗い男女の描かれた昔のレコ—ド
(南北分断の悲劇、その理不尽な背景はハングルと同じぐらい判読し難い)

%e6%88%a6%e5%88%a9%e5%93%81
これは戦争記念館で購入した戦利品(お値段4000ウォン)
UFO型した台座に透明なトリケラトフ°ス(かな?)が乗っている謎めいた逸品(もちろん戦争とは無関係)

2016-09-16-03-56-2
机上にて華麗な回転、発光、楽曲を披露しているところ。
何語か不明の歌は「がが〜お、がが〜おと嘶くぞ!地底の恐竜たちが…」という内容に私には聞こえる

戦争記念館

韓国出張の最終日、ソウルの三角地にある戦争記念館という巨大な展示施設に単独でいってきました。その規模の大きさに朝鮮半島がいまだ休戦中、すなわち戦争中であることが分かる巨大学習施設です。広大な敷地に宮殿のように建立された記念館は見学に3時間あっても足らなかった(兵器が陳列された庭園は急ぎ足で見学…残念)
日本語解説のイヤホンが借りれると情報があったので受付で訊いてみたら「ありません。かわりに彼女が案内します。」と奥から高齢のご婦人が出て来てこまった…。私の態度はぜったいに失礼だしな〜(兵器を自由に撮りたい)戦争で苦労されたであろう老人に、ヘンな女一人で日本の印象を悪化させたくないし。即座に丁重にお断りしました(正解だった)
太平洋戦争のことはアッサリ触れる程度でメインは朝鮮戦争の悲劇。ドラマチックに展開される戦争絵巻にクギづけ!解説がハングルと英語だけで不明でしたが、実物の兵器、原寸大の戦場ジオラマ、風吹を体感しながら観る3D劇場などなどリアルな再現シ—ンの連続に言語無しでも楽しめました。

%e8%a8%98%e5%bf%b5%e9%a4%a8
前庭に配された超巨大モニュメントに沸く!

%e5%83%8f
噫!果て無き戦闘

kyoudai
「兄さん!」
南北分断の裂け目をまたぐ兄弟愛

2016-09-02-14-03-32
「戦死者検索システム」

tokuto
これは凍土から発掘されたマンモス、ではなく独島だ(記念撮影用)

2016-09
遊泳する魚類のような小火器群と大韓民国児童たち
(つづく)

 

韓国出張

今まさに台風10号が東京に最接近せんとする過日8月二十九日深夜の羽田空港。生まれて初めて空港ロビ—で夜を明かし早朝6時の便にて韓国は仁川へ向け飛び立った。台風の影響だったのか?ダイナミックな雲海の上、ぐんぐん気流に乗りまくり旅客機は予定より30分も早く目的地に到着〜(搭乗前は過剰にビビっていたのに下界の写真撮影に気分は上々!あっというまの空の旅)
韓国出張のミッション。それは現在開催中の光州ビエンナ—レの会場確認、開幕式典とそれにともなう諸行事への参加です。昨年の台湾トリエンナ—レと今回で二度目のアジア渡航になりますが、英語がまったく喋れないのに社交なんて無理だよ〜と半べそかいてグズって、結局今回も同伴者に頼ってしまったのでした…(結論:やはり外国では英会話ができないとナメられる)
展覧会は昨年参加の台湾展のほうが面白かったけど、日本と似ているようで全く違う韓国の文化は新鮮で勉強になった。韓国の若い男女は清潔感にあふれ美しく、バスや電車ではマナ—が徹底され静か(いつもの大声で喋っておじさんに注意された)。約4日間滞在し帰国。帰りの電車のなかで、東京という所は色んな風貌の人間がゲラゲラ大声で喋る、へんてこで五月蝿い街だなぁと改めて思いました。

2016-09-01-14-39
人外交差点と私
こんな高い場所に飾られちゃったYO!

2016-09-01
中央女性は作品鑑賞と会場チェック(アラさがし)に余念のないまゆみさん
(このボンヤリ者を語学力と判断力で補佐してくれてありがとう)

2016-08-31-19
珍しい寺でのバイキング料理。寺なのにバイキング、でも精進料理
普段ほぼ野菜しか食べない私には嬉しい御馳走!
中央の天◯らは朝鮮人参で強壮作用があるという。

★光州ビエンナ—レ★長期開催中!韓国在住もしくは渡航予定の方は是非