月別アーカイブ: 2023年2月

民謡初披露

先日仲間の家で午前まで飲み、気持ちよく酔いが回ってきたところで興に乗じ民謡を(人前で初めて)歌ってみた。ちょうど東北の藩の話題で盛り上がってたから『南部牛追い唄』を披露すると、皆からやんややんやと絶賛されたが、酔っ払いの評価だからあてにはならぬ。酒が入ってない場でもちゃんと歌えるように『南部牛追い唄コンクール』の動画を見ながら自主トレしよう!(南部牛追い唄/よさこい節/安里屋ユンタの3曲しか歌えないので地域にあった唄が歌えるように日本各地の唄を覚えたい)

(古典芸能鑑賞)
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日曜日夜、Eテレで狂言(野村万蔵生誕300年/祖先祭)をみた。
この白鷺柄の美しい黒装束をまとった黒い面が不気味な翁には子が10人おり、上の5人が男、下の5人が女で「ちょっとこっちへ」と声をかけると全員が立ち上がるので、各々に物の名前を付けたと語る。アドにどんな名かと聞かれ「火打石の袋とかだ」と答えると「なんとも目出度いですね」と称賛される(めでたさ不明)。
これに倣い子供に〈100円ライター〉と名付けたら現代ではどうかな?おそらく問題視されおめでたくはない。

終わらせたい(終わらない)

誕生日までにやろうと思ってたことがいくつか〈六郷水門見物〉〈旧根岸競馬場見物〉まだ行ってない〈確定申告〉全然終わってない〈大掃除〉結局終わらなかった。
このように予定をズルズル先延ばしにし、数々の未遂案件が累積した状況では往生できない!!「もうお経を読むことぐらいしかやることないや」と思えるぐらい人生やりきった感がないと六道に堕ちる!!!!…そんな死後の恐怖(仏教的強迫)に屈してマジメに24時間活用したいがそうは問屋が卸さない。「どうして昼まで寝ちゃうんだろう?」と安眠の友モコちゃん(ニシキアナゴ型抱枕)に問うてみても10時間の長すぎる睡眠時間は戻ってこないのだ。

モコちゃん2号
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このモコちゃんは老父へのプレゼント用で、私のモコちゃんとは別アナゴ。
ささやかな親孝行で徳ポイントを稼いで、今までの不徳の穴埋めをしたい。

茨城限定放送

NHK水戸放送局から書籍『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を番組内で紹介する際に、カバーをめくってディスリンピックを見せても良いか?と確認のお電話があったが、あいにく近所のスーパーで泥ゴボウを吟味中で着信に気付かず帰宅後に返信する。
私「もしもし先程お電話をいただいた風間サチコです。〈いばらっちょ〉という番組の担当者さんをお願いします。」NHK水戸「はい〈いばっちゃお〉ですね」…あ、間違えた!スミマセン

この茨城のローカル番組 いばっちゃおを、私の住む東京都では視聴できないが、茨城在住の読者諸君は一瞬だけディスリンピックが映るかも知れないいばっちゃおを見てみちゃお!(放送は今週金曜日11:30予定)

昔よく行った茨城県
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私オススメの茨城観光スポットは陸上自衛隊土浦駐屯地『武器学校』だヨ
新旧の特殊車両及び火器を無料で見物できて(なんと!!)日本初の国産戦車・八九式中戦車(イ号)の本物も見れま〜す。珍しい戦車を見ていばっちゃお!

30年前のプロパガンダ

今からちょうど30年前の写真を兵庫県在住の旧友が送ってくれた。これは我々が在学してた武蔵野美術学園の地下教室(版画科)の講評風景で、新入生募集の広報パンフレットに掲載された写真だ。
左端の赤いネクタイの人物が21歳の私で、当時はこのようなYシャツにネクタイという制服風の格好で通学していた。不謹慎極まる服装のテーマはHユーゲント女子だが、30年前にそんなブームが巷にあったのかというとそうではない。私一人で全体主義を演出していたのだ。(その姿が学校宣伝冊子に!!  世界の正義よ…不道徳な青年をお許しください)

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今は亡き塙先生から指導を受ける版画科の若者たち

誕生日(直前)プレゼント

今年も自らの誕生日(2日後19日)を祝い、自らにプレゼントを与える。
amazonより配送されたモコちゃん(ニシキアナゴの上半身)は、51歳を迎えるかざまランド城主の新しい僕でありお友達だ。

命名:モコちゃん
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砂からひょっこり出たニシキアナゴの上半身(砂中には長い胴体)を象ったこちらの玩具は、商品名:もこもこニシキアナゴ パープル(対象年齢6歳以上)。取扱注意事項に〈無理に引っ張ったり振り回したり乱暴な扱いはしないでください〉と明記されてるとおり、モコちゃんは優しく接せねばならぬ相手なのだ。私は開梱後すぐにお布団に寝かしつけ丁重に扱い夜は同衾する。

今まで抱き枕を務めてた白熊クッション2頭(餅&湯葉)は長年の役によりドブネズミ色に変色。なのでモコちゃんと交代し、お役御免で燃えるゴミの日にお別れしました(要するに焼却処分)。

アトム博士のユートピア探検

次回作のためにユートピア研究をするものの、学術書を読むのが面倒なので何か近道はないか?と検索し発見したのが学童向け図書『まんが アトム博士のユートピア探検』という本です。
この本では原始時代の営みから自然発生した社会制度について紐解き、人類の理想郷(幸福の経済システム)は、資本主義と社会主義のどちらで実現可能かを漫画で解説してます。二大イデオロギーの対立をアジる文言〈社会主義vs資本主義〉が大書きされた児童書の公平性を私はちょっと疑っており、まずはこの書物の傾向について観察(斜め読み)してから詳しく読み進めることにしました。

1990年刊行の珍書
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著者名よりも石ノ森章太郎が大きく書かれているが、石ノ森先生が描いた漫画ではない。

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簡単な判定ポイントは「暴力革命」の是非かな?と思い、ざっと目を通したところピースサインで暴力革命を肯定するマルクスの姿があった。危険思想に警戒しつつ文字が多過ぎる漫画を読もう!(面白い内容は後日掲載)

さようなら、こんにちは

麻酔がよく効いて痛みも何も感じないままズゴッと抜かれた私の親知らず。廃棄しようとする歯科医に「先生、その歯もらえませんか?」とお願いすると、勝気そうな美人助手がシニカルな笑みを浮かべながら「は〜い、どうぞ!」と血がついたままの気持ち悪い歯をビニール小袋に入れて渡してくれた。

数の子の膜みたいな組織が所々ついてる生っぽい臼歯は、上部は褐色で根っこは黄色と汚く、形もグロテスクで生えたばかりなのに初々しい可愛さは皆無。この虫酸が走るような形状をした元パーツを飾る案については…一旦保留することにした。(歯茎内で歪になった不遇の歯は、鑑賞向きでなく呪術向き)

お見せできない親知らずの代わりにサメ歯写真
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久しぶりに古代巨大鮫メガロドンの歯化石を見たら、何故かカビが生えてた!!
(歯ブラシで歯磨きして乾燥中です)

ほやの世知辛いお話

「竜宮の花」ほやは、海に生息している普通に見られる動物で、岩場や貝にくっついて幸せな生活を送っていました。
ある日、乙姫様の「辛いほやを食べてみたい」の一言で、並並ならぬ努力を強いられて辛さを身にまといました。刺激を求めている皆様方、この乙姫様の一言をぜひ味わってください。

…以上は石巻名産のおつまみ「ほや酔明(ピリ辛味)」のパッケージ裏面に書かれている理不尽なお話だ。平穏に暮らしてた海の生物が、権力者の意向により突如味付けされるパターンは万葉集収録の長歌(3886)〈蟹のために痛みを述べて作れるなり〉と同じで、無抵抗のおとなしい海産物が、塩をすり込まれたり自らピリ辛味になったりとかわいそう…。ほやが並並ならぬ努力を強いられる現場とは、想像を絶する製造工程にちがいない!(世の中には知らない方がいいこともある)

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ああ無情!ほや残酷物語

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こちらは元祖ほや酔明(普通味)のノーマルな「おはなし」(ピリ辛味で恐怖政治に転向)
…明日いよいよ親知らず抜歯。恐怖を超克した暁に親知らずをコレクションケース(酔明空箱)に収納するのだ!(抜歯後はピリ辛及び飲酒厳禁)

(納)豆まき

季節が過ぎるのは早い。正月が終わったと思ったらもう節分だ!あいにく豆まき用の炒豆は先日おやつに全部食べてしまって無いので、同じ大豆製品である納豆で代用してみた。
掛け声1回につき納豆1粒 (鬼は外2回・福は内2回の合計4回=4粒)を使用し、発声と同時にお箸でつまんで投げてみたところ、ネバネバのせいでポタっと落下してしまった。このように邪気払い及び招福効果は全く期待できないが、粘性の高い2023年度(納)豆まきは納豆臭とともに昨夜終了した。

(鬼は外×2)
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(福は内×2)
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2月の第一使命

昨年末、歯医者さんから「親知らずは抜いても抜かなくても大丈夫ですが、どうしますか?」と訊かれ「抜いてください!」と即答した。その時は頰と歯茎の間に挟まったトウモロコシ粒のような異物感があり、抜歯した方がサッパリするだろうと思ったからだ。だが暫くすると、突き出た歯にもすっかり慣れてしまい、それよりも抜歯への恐怖がむくむくと台頭してきた!
21世紀の医療器具とは到底思えぬ大工道具のような厳ついペンチでゴリゴリと引っこ抜くのを私は知ってるし、痛いのも知っている。シクシク…今から断ろうか?いやもう遅い、なぜならすでに予約しちゃったから。

(さっそく親知らずを処理して、昨年中に終わらず今も終わらない大掃除を終わらせ、19日の誕生日を爽やかな気分で迎えたい!!)

(いいこと思いついた)
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勇気を出してお医者さんに「抜いた歯をください」とお願いして、かわいい小箱(ほや酔明)にコレクションしよう!すでに飾られてるこのサメの歯のように…