(ネタ:その2)
画面むかって左側の109メンズ館の街頭ビジョンには、望月桂の「遠眼鏡」という大正天皇のいわゆる「遠眼鏡事件」を未来派(ジャコモ・バッラ風?)の手法で描いた作品をはめこみました。
望月桂は大正時代に「平民美術協会」「黒耀会」を主催し、アンデパンダン展の先駆け的な展覧会を開催した画家です。この「遠眼鏡」も第二回黒耀会展に出品され、そして警察に撤回を命じられた作品だそうです。第二回黒耀会展の展示の参加者というのが、堺利彦、大杉栄、荒畑寒村、尾崎士郎、生田春月、辻潤、添田唖蝉坊 etc……とそうそうたるメンツ!しかもアナ系ボル系ごっちゃで美術家というよりか思想家が目立ちます。しかも誰でも参加OK。計140点の作品が展示され、その内の28点が撤回命令!警察の指導を無視しして展示してたら6点が押収されたということです。しかも押収された作品の「盗難届」を押収した警察に提出!ナイス・アイディア!
……そんな気骨あふれるアナキスト望月桂に敬意を表して作品に投入しました。遠眼鏡の絵柄もバッチリです。(戦中、翼賛に賛同した氏の変節には大ショック….。また後に触れようと思います。)

小さくて分かりづらいですが….。右上に「遠眼鏡」、チョットマテ標語のオバケは小早川秋声の
「国之楯」をイメージしてます。ヘイトスピーチの連中、八咫烏サポーター(足三本)隣組、憲兵
歩きスマホで合体!などなどです。
日別アーカイブ: 2013年12月1日
五反田遊古会
金子文子の獄中記が縁で知り合った「古書 赤いドリル」さん。その赤いドリルさんが出品している古書展(五反田遊古会)に行ってきました〜。場所は五反田駅から徒歩5分くらいにある南部古書会館。のっけから200円本の塊が!いい感じです…..。小走りでやって来たオジさんが「サプライズッ!サプライズッ!」と大声発しながら本を手に取ってます。私もそんな気分だよ!……安い。そしてツボにはまる本がいっぱい!これは危ない。
神田の古書市は数が膨大すぎて気分が散漫になるが、ここは趣味性をしぼった品揃えで集中力が増します。危惧したとおり8冊も買ってしまいました。….仮面の公僕よ、第二貧乏物語よ、せめて本箱の肥やしとならず芸の肥やしとなっておくれ!
それにしても、このように独自の傾向の品揃えで頑張っている本屋さんが健在なのはとても頼もしいです!電子書籍やら自炊(ズタズタにするなんて残酷すぎる〜)やら場所を取らない本が幅を利かせつつあるが、この汚くて臭くて邪魔になる感じは古本ならではの良さです!古本がんばれ〜。
(次回開催は12月20日、21日「五反田古書展」です。是非!)
