カテゴリー別アーカイブ: 出来事

年末Nightmare

私はまったく車の運転に興味がなく、というより性質的に向いてなく、むろん免許を取得していない。そんな運転経験のない私が、夢の中ではハンドルを握り長距離を運転していたのだ。何かしらの理由で目的地まで行かねばならず、初めてのゴーカートのようにおっかなびっくり公道を走行。とちゅう三軒茶屋と思しき場所で「そういえば運転できなかった!」と我に帰り恐怖でパニック!迎えに来て欲しいと母にSOSを送信するのであった。
続いては、どうしても購入しなければならないアルミ製の金だらいを雑貨店で見つけるも「大きいから帰りがけに」と後回しにしたら、数十分後には売れ切れてしまった夢。
そして次は、職人の父(知らない人)と私で、料亭などを相手に木製のオーダー家具を製作していて、巨大な竹を利用した座卓の注文を受ける。完成した細長い座卓のお披露目会に料亭の常連である食通たちが集うが、この座卓は明らかにできが悪くガタガタで、出席者全員が変な表情を浮かべている。居た堪れない空気に手のひらは冷や汗に濡れた。
それから次に見た夢は、ひょんなことから犯罪(おそらく窃盗)を犯してしまい、仲間の女の子と二人で警察の追跡を逃れるためにバスなどを乗り継ぎ逃亡する。無計画なまま海岸線にたどり着き、藪の中で見つけた空洞へと身を潜めた。「水と食料を忘れちゃったね」と女の子はうなだれ、私は「もし捕まったら〈美術家〉の肩書きで報道されるのかな?」と変な心配をしている。

(悪夢の正体)
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重要な予定は終わらせたはずなのに焦燥感だけが脳みそに残された。

コワいトーチカ

富山トーチカ2基目を見つけるため、同じく南砺市内の城端という地区に向けてジムニーを走らせる。野焼きの煙、巨大な堆肥の山が発する臭気や、路上で車座になって休憩する労働者グループに行く手を阻まれながらも、カーナビ誘導で「たぶんこっちですよね」と畝った道を進入。すると路上のオジさん衆が見せた(あっちに何の用が?)という怪訝な顔の意味がわかった。その先は立ち入っても無意味なループ状奥の細道で、仕方なくターンをして再びオジさん衆の邪魔をして戻る。

地図(まっぷる)や市の観光HPで「ファミリー向け散策コース」と案内されていた監的壕周辺地域は、辿り着くと野獣出没の注意喚起のされている山林で、想像していた環境とはまるで違う…。そんな不穏な気配漂う林道のカーブに丸山監的壕は佇んでいたのだ。冷徹な薄眼でこちらを見てる!その深くえぐられた銃眼から放散される視線の冷たさに怯える私は「さっきのはかわいいトーチカで、こっちはコワいトーチカですね!」と見たままの感想を同行学芸員さんに告げるのであった。


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(かっこいい) 段々が深く刻まれた銃眼はコンクリートの堅牢な厚みを物語る。

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このようにデカい。そしてなんかコワい。

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背面にある90cm四方ほどの鉄扉の隙間から内部が見えた。
C字形のベンチがある。ここに座って銃を構えたのだろうか?

かわいいトーチカ

先月の富山視察2日目はトーチカ見物に始まった。以前の戦争遺跡遠足といえば、まず図書館の史跡研究書で目的の戦跡を探し、そこに記載された案内図と県別ロードマップを見比べて、ザックリ書かれた案内図の地形や道路に該当する場所を絞っていき、そのロードマップをコピー機で複写。それを旅のシオリにして出掛けたものでした。だが今は違う。グーグルマップに遺跡名を入力するだけで場所がアッサリと判明!しかも、今回は素敵な学芸員さんの運転するジムニーで楽ちんドライブです。
どちらかというと能登半島の付け根に近い南砺市の福光地区。GPSを頼りに「本当にこんなところにあるのか?」と疑うような長閑かな田園地帯をキョロキョロしながら車を走らせてると…。キャーッあったよ!こんな可愛いトーチカ見たことない!雲ひとつない碧天、枯草の眩い丘の上の異様に丸いコンクリート塊がみせる超現実的な光景に狂喜しました。(この後にコワイ感じのトーチカを見物)

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嘘のような青空と巨象のような監的壕

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夢みたい。でも夢じゃない。
形も大きさも素晴らしいトーチカは立野原陸軍演習場跡に在る。

夢が叶った!

いつ出るのか?そして記念展に間に合うのかと各所で心配された『予感の帝国』はギリギリ刊行され、そのナディッフ展も昨日無事に終了いたしました。今日は展示の撤収に行き、会場に置かれた芳名帳で多くのお客様にご観覧いただいたことを知りました。記帳された方もされなかった方も皆様有難うございました!

私は予てより作品集が出たら「中村宏先生に献本したい」という夢を持ち続けていたのですが、先週土曜日にその夢が(アッサリ)叶いました。折良く先生の個展最終日に伺うことができ、直に手渡ししました (ヤッター!)。我が『予感の帝国』の表紙をご覧になった先生は「ほ〜んと、笑っちゃうよナ!」と仰り実際に笑ってました(よかった〜)。私が如何に先生を尊敬しているか実証するため、新アイホン5のピカピカ画面に移動した〈入間基地壁紙〉をお見せしたところ、「どこでこの写真を?」と驚かれ「後ろの航空機が良いねェ」「マシな顔に撮れてるな」という感想をいただきました。この写真は約30年前の美術評論誌『機關15』中村宏特集で書かれた〈自筆年譜〉に添えられたアルバム写真で、ほかにも赤ちゃん先生や垂直の岩山を登る先生など貴重なお写真が多数掲載!
…帰り際せっかくなので、先生と一緒に記念撮影をしましたが、すごく緊張して変な硬直顔に…この写真はいつかまたの機会にお見せしましょう。

〈1978年、山小屋を建てる〉
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私のアイホン5同様すでに生産終了した国民車と46歳の先生
練馬から八ヶ岳山麓まで完走したワーゲンは、アウトバーン以外の悪路でも走行可能であることを実証したと言える。

惜別まだらスマホ

昨年の夏、私の不注意によりビールでビチョビチョになって以来、白とグレーの斑紋を顔に浮かばせ、不調を訴えながらも必死に頑張ってきた我がまだらスマホと、この度お別れをする決意をしました!バッテリー故障でしばしば暗転、稼働停止しても、私が古い小型アイホンに固執し、尚もしつこく愛用しているのを見かねた妹が、同機種の在庫がある店舗を探し出し「希少なので来年には入手不可になるよ」と早期購入をすすめてくれました。先日のダム写真の失敗もあり「しょうがないか…」といよいよ重い腰を上げたわけです。
昨日午後3時に妹同伴で携帯ショップに行き、店員の説明を受け購入。それから妹の家で1号機の電脳情報を丸ごと2号機に移植する作業に入るも、全ての移行完了したのがなんと午前1時!それというのも、私は電子機器操作が不得手なため、ほぼ毎日送られて来る〈アップデートしてください〉〈200週間バックアップされてません〉などの通達を購入から4年50日のあいだ一切無視。その結果アイホンが未学習のまま放置され、情報を移動させる能力や余力が失われてしまった(らしい)。可哀想な私のまだらスマホよ!累積したインストール怠慢のツケは深夜に及び、私は終電を逃しました。

〈ダム展望室にて〉
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(鏡を利用して)撮った一枚が、君と最期のツーショット。

〈入間基地視察中の中村宏先生は〉
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この斑ら画面内で不快だったであろう…
先生もピカピカの新画面に無事お引越しできました!

黒い渓谷

先日の「新幹線で富山県に行き」そして「標高3000メートル越え(の立山)を登頂」という既報は私の誤認であり、「新幹線で長野県まで行き」それから乗物登山しトロリーバスで「立山中腹の標高2400m付近貫通のトンネルを横断した」というのが正確な情報でした。よく考えたらド素人がそう簡単に霊山立山を制覇できるはずがなかった!
私の富山県の地理感覚の無さが露呈した形となりお恥ずかしい限りですが、この急な富山視察旅行は、来年晩秋に黒部市美術館で発表予定の『コンクリート・スイート(組曲)』と題した新作のための取材だったのです。…新しい神(人間)による(コンクリート)築山造園を巡る新しい神話というのがテーマです。そこでまず黒部と聞いたらコンクリートの神殿・黒部ダムの見学必至だろう。となったのですが、立山黒部アルペンルート入山は11月までで、12月から来春まで閉鎖されると知り、急遽立山連峰を訪れ人工の山岳美を鑑賞し写真に記録 (するつもりが、途中でブラックアウト…)。スマホが謎故障する直前の写真がこれで〜す。そして写ルンですにはあと7枚残があり現像に出せずにいます。(何を撮ればいいのか?)

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「ダム〜〜!」
積雪の影響で展望台が立入禁止 (展望室から撮影)

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聳えるコンクリートの神殿(ケーブルクレーン基礎)

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ダム湖上空、飛翔する昇り龍のような雲を発見す。
これを吉兆と見傚したのだが…

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人工の山と渓谷に感動し、これら全景を切り取れる位置を見つけ、いざ撮影というタイミングで故障…というマヌケな顛末は前述のとおりである。

写ランのです

次回作のためのダム&トーチカ視察は、昨日、長野県扇沢から北アルプスに(バスで)入山し、トロリーバス/ケーブルカー/ロープウェイとあらゆる登山乗物を乗り継いで、標高3000メートル超の白銀の峰を登頂し、そして難なく立山を(バスで)下山。そして今日トーチカと黒部市美術館訪問で無事に終了しました。
…と言いつつ無事でなかった出来事もあり、視察最大の目的地であった黒部ダムの堤中央付近で、いつものスマホ故障が発生し撮影不能に…。画面は真っ黒、頭は真っ白!なんたることよ (やはりスマホを買替えるべきだった)。急場凌ぎで描いた鉛筆スケッチの筆跡は、アクシデントの動揺が反映し非常に弱々しい。これではさっぱり役に立ちそうにありません。次のロープウェイ駅で発見した『写ルンです』の懐かしい姿は、絶望の中で神々しく輝いて見えたのでした。(つづく)

(たぶん山とダム)
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ここは記録したかった(落涙…)

(山から海へ)
unnamed (1)のコピー
石、石、石…生地(いくぢ)の海岸は黒部渓谷から流れて来た丸石でまるで河原!
かわいい石を拾って昨日の失敗をケロっと忘れる。(学芸員さん撮影)

山だけどネイビー

来週月曜は新幹線で富山県に行き、立山黒部アルペンルートを(乗り物で)登山して黒部ダムを見学。翌日は県北部にある陸軍立野原演習場跡で監的壕の見物をするという充実の視察旅行を予定。
旅行情報誌(まっぷる富山)には、11月の立山連峰は降雪が始まりダウンジャケットが必要との助言があり、冬山装備など持ってない私は「ダウンを買わなきゃ」と思い立った。だがしかし「可愛い水鳥たちからむしり取った羽で暖を取っても良いのか?」の問題に結論が出ず、約1ヶ月間も逡巡してしまう。悩んだ末に「ダウンの代替品」の着用を決定して、米国コロンビア社開発の〈人体が発する熱を反射して蓄える〉機能を持つ、ギラギラ光る銀紙のような素材を裏地に採用したハイテク上着を購入。着てみると中棉入りのわりには薄ぺったく頼りないが暖かい。このハイテク素材の保温性に冬山滞在の数時間を委ねるべきか否か…心配なのでこの上にPコートを重ね着することで落ち着いた。北アルプス(乗物登山)デビューは英国海軍ご用達のコートで決まりだね!

理想の登山装備 (1)
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理想の登山装備 (2)
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トンガリ帽子の実際家

この色紙製コビト人形は、母手作りの最新工作品です。「クリスマスプレゼントには現金が欲しい」という率直な要求をしてきた小学四年生の孫娘に、現ナマを贈答する目的で制作されたお人形の眼には責任感が宿り、大金を運搬する重責を担う職業人のそれに似ている。

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「よいしょ、よいしょ… 」

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「ハイ!4千円だよ」

迷惑BGM

ディスリンピックと出版に傾注するため、自らに課した古書展禁止令がようやく解かれ、先週土曜日に五反田の南部古書会館にて、約一年ぶりに夢の古書ショッピングを楽しみました!その帰りに恵比寿ナディッフに立ち寄り、窓黒フェアBGM用として所望されたヘビロテCD12枚と、一方的に森の石松人形を付けて貸出しいたしました。担当の方が不在だったので勝手に預けてきましたが、帰宅後よくよく考えると、迷惑じゃないかなぁ?と心配になってきました。アートブックを静かに(立読み) 楽しむお客様にとって騒音になるようなら、無理に流さなくてもいいよ。と私は彼女に伝えようと思う。

(厳選CD12枚セット)
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(紛失防止用リスト)
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頻繁に聴くものと、ブログに登場したCDをバランスよく選抜。
知識階級とは無縁そうな音楽ジャンル〈任侠股旅演歌〉にも万物流転の思想は流れる

(オール1冊200円)
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ナチ・能・美術よりどり7冊で1400円!さすが南部古書会館
アトリエ.舞台美術号に掲載の写真で、ミヨー「世界の創造」コクトー「エッフェル塔の花嫁花婿」の舞台装置を初めて見た!